新若手交通研究会
最終更新日:2010年1月20日


お知らせ
第11回 新若手交通研究会(終了しました)
日時:2010年1月19日(火)18:00-20:00
発表者:村木美貴先生(千葉大学)
場所:@JT恵比寿南ビル2Fセミナールーム
発表タイトル:エリアマネジメントによる都市づくり

会発足の趣旨(開催趣旨文書より抜粋)

 交通研究は,工学,経済学,社会学,政治学,法学,心理学等にまたがる,極めて学際的な性格を持つ学術分野である.また,社会で実際に発生している交通現象・問題を対象としなければならないことから,現場との密接な協力が不可欠である.そのため,多様なディシプリンを包含し,複眼的に交通問題を捉えつつ,現場と理論とのバランスをとりながら,交通計画・政策・技術開発等に取り組める交通実務者・研究者の育成が極めて重要である.

 こうした問題意識のもと,多彩な学術的背景を持つ若手の研究者が協力し合い,2004年5月に「関東若手交通研究者の会」を発足した.これまで,約4年間にわたり21回の研究会を実施してきたところである.過去の開催経緯については,http://www.ut.t.u-tokyo.ac.jp/kanto/kanto.htmをご覧いただきたい.この活動を通して,関東圏域を中心とした交通研究に関する分野横断的な人的ネットワークを構築することに成功した.

 この度,「関東若手交通研究者の会」を終了すると同時に,この会を継承・発展する形で,新たに「新若手交通研究会」を発足することを提案する.新若手交通研究会では,関東のみに対象を限定せず,全国,あるいは海外も含めて,同じ関心を持つ幅広い人々がオープンに議論できる会としたい.また,従来,研究者に偏りがちであったメンバーを,産官も含めた実務者へ拡大し,産官学の協働ネットワーク作りへと発展させることを狙いたい.さらに,これまでは,交通に直接関係する人々に発表をお願いすることが多かったが,交通分野以外の目から交通分野に対する要望や期待,意見等をもらえるよう,幅広い視点から発表者の人選を行っていきたいと考えている.この取組を通じて,将来の交通分野を担う若手の交流が促進され,我が国の交通システムの改善,向上に寄与できることを強く期待する次第である.


会の開催実績および予定

第11回
2010年1月19日 18:00-20:00 @JT恵比寿南ビル2Fセミナールーム

村木美貴先生(千葉大学) エリアマネジメントによる都市づくり

第10回
2009年11月26日 18:00-20:00 @JT恵比寿南ビル2Fセミナールーム

花岡伸也先生(東京工業大学) 「内陸国の物資輸送の課題:リスクにどのように対応するか?」
第9回
2009年10月9日 18:00-20:00 @社会システム(株)会議室

有村幹治先生(日本大学) 「ITSデータ×モデル×最適化:実務への適用を見据えて」

第8回
2009年8月4日 18:00-20:00 @社会システム(株)会議室

大森宣暁先生(東京大学) What is Travel? Understanding Human Travel Behavior in Time and Space

第7回
2009年5月28日 16:00-18:00 @渋谷東武ホテル会議室

鈴木忠義先生

第6回
2009年2月6日 18:00-20:00 @社会システム(株)会議室

早崎詩生先生(社会システム(株))

第5回
2009年1月9日 18:00-20:00 @JT恵比寿南ビル2Fトライアンフ会議室

松村暢彦先生(大阪大学) 「土木と学校教育 −土木技術者が果たす社会的貢献のもう一つの道−」

第4回
2008年12月18日 19:00-21:00 @社会システム(株)会議室

中村文彦先生(横浜国立大学) 「都市のバス輸送の課題」

第3回
2008年11月26日 16:00-18:00 @(株)企画開発会議室 

松浦正浩先生(東京大学) 「マルチ・ステークホルダー交渉を通じた合意形成による都市・地域計画づくり」

第2回
2008年10月15日 19:00-21:00 @JT恵比寿南ビル2Fセミナールーム

円山琢也先生(熊本大学) 「混雑料金の政策分析の展開:新制度の提案及び研究レビューと展望」
第1回

2008年7月16日 18:00-20:00 @(株)企画開発会議室

加藤浩徳(東京大学) 「我が国の交通時間価値と交通時間価値をめぐる最近の話題」



問いあわせ先:東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻 加藤浩徳
e-mail:kato@civil.t.u-tokyo.ac.jp


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