4月1日より家田教授が社会基盤工学専攻・専攻長(兼・土木工学科・学科長)に就任しました.専攻長は工学系研究科内に25ある専攻からそれぞれ選出され,研究科と各専攻を繋ぐための「諸雑用をやらされる」激務です.まず,教官室には専攻長用応接セット(重厚なテーブル付き)が運び込まれ,入り口ドアは半透明のスライドドアに変更されました.特に後者は家田教授のポリシーの一つである“Keep Open”と,専攻長業務の特殊性を共に満たすため,久木田建築設計事務所が特別にデザインしたものです.また,下記のような行動指針を室内に掲げました.任期は二年間で折り返し地点に来たところですが,独立行政法人化や文部科学省COEプロジェクトへの対応をにらみつつ,長く多い会議にもめげず,学内業務に取り組んでいます.
専攻長・学科長としての行動指針
一,専攻長・学科長としての責任業務を最優先する.
一,専攻・学科の利益と社会の利益とが合致する答えを常に目指す.
一,専攻・学科の矜持を保ちつつ,その公式代表者として常に自省的に発言し行動する.
一,専攻・学科の全構成員との意志疎通に努める.
一,合議を原則としつつも,必要な場合には責任をもって即断即決する.
平成14年4月1日 家田 仁