卒論発表会を終えて直後の2004年2月22日〜24日,韓国ツアーが行われました.ソウル市の手がける一大プロジェクトである清渓川(Cheonggyecheon:チョンゲチョン)復元プロジェクトの見学・説明会や,ソウル大学との合同ゼミ・親睦会など,大変充実したツアーとなりました.


22日,眼下に富士山をのぞむ好天のもと成田を飛び立った一行は,昼ごろ韓国の仁川国際空港に到着.ソウル市内ではあいにくの天気だったものの,免税店などでショッピングを楽しみました.夜には,韓国の伝統芸能サムルノリの音楽要素を取り入れた非言語劇「NANTA」を鑑賞.厨房を模した舞台で繰り広げられる愉快なかけひきと軽快なリズム,心に響くパーカッションの力強さに一同歓声をあげました.


23日,午後にSeoul Development Instituteにて清渓川復元プロジェクトに関する説明を賜りました.数十年前のめざましい経済成長のさなかに,かつてソウル中心部を東西方向に流れていた清渓川を覆うように建設された高架道路を,この事業の一環で取り壊し本来の清流を取り戻そうというものでした.午前のうちに高架道路取り壊し現場の見学に行っていたメンバーも多く,この事業の先見性と大胆さに感銘を受けていました.



その後,ソウル国立大学にて,両大学の交通計画系研究室を中心に総勢40名の規模で合同ゼミが開かれました.ソウル国立大学地球環境システム工学部の朴昌浩先生と全京秀先生に加え,漢陽大学校の金政R先生も参加され,家田と共に基調講演を行いました.続いて,東大側からは鳩山と小野田が,ソウル国立大学からも学生2名が研究報告を行い,それぞれのテーマについて議論を交わしました.ゼミの終了後は,工学部長の韓民九先生も加わって大学構内で懇親会が行われ,引き続き学生のみの宴会が催され,お互いに言葉や文化(お酒の強さ)の違いを越えて親睦を深めることができ,大変充実したものとなりました.



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24日,ソウルから福岡までレンタカーと船で帰る一部のメンバーを残し,名残を惜しみつつソウル市を出発した一行は,持ちきれないほどのおみやげを抱えて,午後無事に成田空港に到着しました.
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続いて二次会が行われました。
Then the second party was held.



音楽的・文化的にも交流がなされました。
It was so interesting cultural communication.



ソウル大学の皆様、改めてありがとうございました。
Thank you very much!!!!